YouTubeにて、手話のリクエストを頂きました。
「届く」
「どのように」
「置く」
「快適」
の4つです。
リクエストはTwitterからが多く、YouTubeからは久々なので張り切ってます。
まず「届く」そのものを表す手話はないです。
なぜなら「必要がないから」です。
動画で見てみたほうが早いので、まずは動画をご覧ください。
せっかくなので、前半は読み取り用に、後半は字幕付きにしました。
手話七変化「届く/とどく」
「届く」の動画
動画に登場した手話たち
- 手話単語「手紙/てがみ」
- 手話単語「贈り物/おくりもの」
- 手話単語「メール」
- 手話単語「要求/ようきゅう」
- 手話単語「成功/せいこう」
- 手話単語「声/こえ」
- 手話単語「聞こえる/きこえる」
- 手話単語「注意/ちゅうい」
- 手話単語「足りない/たりない」
- 手話単語「生まれる/うまれる」
- 手話単語「申し込み/もうしこみ」
1パターン目は、単語ひとつで表現できる場合です。
①「手紙が届く」
②「贈り物が届く」
③「メールが届く」を表しています。
自分の元にくることが、そもそも「届く」を表しているため、不要ということです。
2パターン目は、言い換えです。
④「要求」が「叶う」ことを「願いが届く」といいます。
⑤また「声」が「聞こえる」ことを「声が届く」といいます。
⑥さらに「注意」が「足りない」ことを「注意がゆき届いてない」といいます。
3パターン目は数合わせです。(笑)
上記2パターン目と同じく言い換えです。
⑦「生まれる」と「申し込む」で「出生を届ける」「出生届」になります。
このように、手話べりするときに必要がないので、手話もないのです。
続いて「どのように」です。
これは日本手話だとシンプルですが、あえて表すとしたら以下になると思います。
手話単語「どのように」
「どのように」の解説
「どのように」は、手話技能検定の対象外の手話です。
「方法/ほうほう」+「何?/なに?」の組み合わせです。
「どのように」の動画
「どのように」の表現方法
- 「方法」を手話します。 https://youtu.be/p8-QhfdQBGM
- 「何?」を手話します。 https://youtu.be/GiZG1Rg_vZI
「どのように」に関連する手話
- 2018/09/29 目の前でりんごを握り潰された時に使う手話!
続いて「置く」です。
「置く」の手話はあります。
しかし、単独ではあまり使いません。
なぜなら「届く」と同様に、他の手話でそのまま表すことができるからです。
動画で観たほうが早いので、どうぞ。
せっかくなので、前半は読み取り用に、後半は字幕付きにしました。
(少し難度が高めになっているかもしれません・・・。)
手話七変化「置く/おく」
「置く」の動画
動画に登場した手話たち
- 手話単語「置く/おく」
- 手話単語「本/ほん」
- 手話単語「スマートフォン」
- 手話単語「理事/りじ」
- 手話単語「選出/せんしゅつ」
- 手話単語「彼/かれ」
- 手話単語「覚える/おぼえる」
- 手話単語「書く/かく」
- 手話単語「止める/とめる」
- 手話単語「言われる/いわれる」
- 手話単語「捨てる/すてる」
1パターン目はそのままです。
①「置く」です。
2パターン目は、単語ひとつで表現できる場合です。
②「本を置く」
③「スマホを置く」です。
3パターン目は、言い換えです。
④「理事」を「選出」するで、「理事を置く」になります。
⑤「彼」のことを「覚える」で、「彼のことを念頭に置く」になります。
⑥「書く」ことを「止める」で、「筆を置く」になります。
⑦「言われる」「捨てる」で、「言わせて置く」になり、放っておくことを意味します。
最後に「快適」です。
これはググったら出てくるんじゃね?(笑)と思ったら、出てきませんでした。
つまり「手話べり!」の掲載は、Web史上初になります。
アクセス激増も夢じゃないな・・・。
さて「快適」の手話は、以下です。
手話単語「快適/かいてき」
「快適」の解説
「快適」は、手話技能検定の対象外の手話です。
何の不満もなく、気持ち良い様子を表しています。
「快適」の動画
「快適」の表現方法
- 右手のひらを胸に当て、恍惚とした表情で上下にさすります。
「快適」と同じ手話
- 「気持ちいい/きもちいい」
- 「心地良い/ここちよい」