
会話をする上で、絶対にかかせないものがあります。
それが「相づちを打つこと」です。
誰かに話をする時に、まったく相づちがないことを想像してみてください。
たとえ相手が聞いてくれていたとしても、相手からの相づちがないと自分のの独り言になってしまい、とても寂しいです。
また相づちしてくれないと、聞いているのか聞いていないのか、サッパリわからないと思います。
自分がそう思うということは、相手もそう思うはずです。
手話べり(手話を使ったお喋り)する場合も、まったく同じです。
相手の手話をただボーっと見ているだけでは、相手が不安になります。
ちゃんと聞いていますよという意味で、相づちを打つことを心がけましょう。
今回はいくつかの相づちを紹介しますが、これが全てではありません。
まずはこれらを覚えた上で会話してみて、新たな相づちを見てパクリまくるのがレベルアップの近道だと思います。
さて「へぇー」「そうそう」「違う」「なるほど」「マジで?」の手話は、以下の通りです。
手話単語「へぇー」
「へぇー」の解説
「へぇー」は、手話技能検定の対象外の手話です。
驚いたり、意外の気持ちを表わす時によく使う手話です。
「へぇー」の動画
「へぇー」の表現方法
- 右手のひらを自分にむけて、額の前で構えます。
- 顔の前をよぎるように上から振りおろします。(驚きの気持ちをこめた表情も加えます。)
手話単語「そうそう」
「そうそう」の解説
「そうそう」は、手話技能検定の対象外の手話です。
片手だけで手話しても、同じ意味になります。
「そうそう」の動画
「そうそう」の表現方法
- 両手の「親指、人さし指」を立てて、胸の前で構えます。
- 両手の「親指、人さし指」を2回くっつけたり離したりします。(強い同意の気持ちをこめた表情も加えます。)
「そうそう」と同じ手話
- 「同じ/おなじ」
- 「同意/どうい」
手話単語「違う/ちがう」①
「違う」の解説
「違う」は、手話技能検定6級の手話です。
手のひらを返して、違う方向を指さしている様子を表しています。
「違う」の動画
「違う」の表現方法
- 右手の「親指、人さし指」を立てます。
- 右手を、半回転させます。
「違う」と同じ手話
- 「異なる/ことなる」
「違う」に関連する手話
- 2017/07/16 少ないのか、多いのか、どっちなんだい?
手話単語「なるほど」
「なるほど」の解説
「なるほど」は、手話技能検定の対象外の手話です。
「徳/とく」の手話を2回行うことで表します。
「なるほど」の動画
「なるほど」の表現方法
- 右手の「親指、人さし指」を立てます。
- 右手の「親指」をあごにくっつけて、「人さし指」をやや上に向けます。
- 右手の「人さし指」を、下を向くように2回動かします。
「なるほど」と同じ手話
- 「納得/なっとく」
手話単語「マジで?」
「マジで?」の解説
「マジで?」は、手話技能検定の対象外の手話です。
「本当/ほんとう」の手話に、疑問の表情をプラスして表します。
「マジで?」の動画
「マジで?」の表現方法
- 右手のひらを左に向けて、あごを2回たたきます。(疑問に満ちた表情も加えます。)