タイで2017年の興行収入1位となった「バッド・ジーニアス」を観てきました。
主人公リンは、天才的な頭脳を見込まれ、晴れて進学校に特待奨学生として転入します。
あるテストで、友人の落第を防ぐために、カンニングで手助けしてしまったことをキッカケに、カンニングビジネスを持ちかけられる。
悪い事だと苦悩しながらも、リンの家庭は裕福でないため、手を染めていってしまう。
正義感が強い真面目な秀才くんが、リンに巻き込まれてダークサイドに堕ちるところが、人間らしくて面白かったです。
学園ドラマながら、恋や友情など入れず、スリリングな展開に徹しているのが秀逸でした。
またコマ割りやスローモーションを使った演出が秀逸でした。
組織的にカンニングするので、細かい計画立てたり準備する時間を使って勉強したら・・・？と思いつつテンポよく進むのでハラハラしながら見入ってしまいました。
さて「カンニング」の手話は、以下です。
手話単語「カンニング」
「カンニング」の解説
「カンニング」は、手話技能検定の対象外の手話です。
机の中に仕込んだカンニングペーパーを覗き見る様子を表しています。
「カンニング」の動画
「カンニング」の表現方法
- 左手のひらを下にして、指先を右にします。
- 右手のひらを左手の下に入れた後、自分に引き寄せます。（顔を正面にして、目だけで右手を見ます。）
手話単語「悪い／わるい」
「悪い」の解説
「悪い」は、手話技能検定6級の手話です。
世間一般で、鼻が低いことはあまり良くないことなっていることが由来です。
「悪い」の動画
「悪い」の表現方法
- 右手の「親指」を立てて、鼻のななめ上から鼻を擦りおろします。
