以前「インサイド・ヘッド」を観た感想を記事にしたときに感情表現を取り上げましたが、他にもたくさんあるので第2弾として今回記事にします。
いまの日本は、大人になるにつれて、感情を押し殺していく人が多い社会になってしまっていますが、本来人間は感情表現をする動物です。
感情を押し殺してしまうと、無表情でクール!と言いたいところですが、次第に何を考えてるか全然わからないと言われるようになり、ストレスが溜まってしまいます。
逆に感情表現が豊かだと、周りから活発な人!という印象を与える事ができるし、ストレスも溜まりません。
手話表現も同じで、手の動きよりも表情の方が大事です。
もちろん正確に手を動かす必要がありますが、手の動きだけだと手話使いとして二流です。
想像してみてください。
相手が、無表情のまま手を動かすだけの場合と、楽しそうに手を動かして話す場合を。
それだけでもこれは楽しい話なんだなと、伝わってくると思います。
感情豊かに手話表現できてこそ、一流の手話使いです。
一流になるために、表情を加味することを心がけましょう。
さて「笑う」「泣く」「困る」「楽しい」の手話は、以下の通りです。
手話単語「笑う/わらう」
「笑う」の解説
「笑う」は、手話技能検定3級の手話です。
表情が柔らかい様子を表しています。
「笑う」の動画
「笑う」の表現方法
- 両手で頬を掴む様にして、もみながら左右に動かします。
「笑う」と同じ手話
- 「笑顔/えがお」
手話単語「泣く/なく」
「泣く」の解説
「泣く」は、手話技能検定4級の手話です。
目から涙がこぼれる様子を表しています。
「泣く」の動画
「泣く」の表現方法
- 右手の「人さし指」を立てて、指先を目の下に当てた後、下に動かします。
「泣く」と同じ手話
- 「悲しい/かなしい」
- 「涙/なみだ」
手話単語「困る/こまる」
「困る」の解説
「困る」は、手話技能検定4級の手話です。
困って頭をかく様子をあらわしています。
「困る」の動画
「困る」の表現方法
- 指文字「こ」を手話します。
- 右手の形はそのままで、こめかみを前後に2回かくようにします。
手話単語「楽しい/たのしい」
「楽しい」の解説
「楽しい」は、手話技能検定6級の手話です。
楽しくて体全体がウキウキしている様子を表しています。
「楽しい」の動画
「楽しい」の表現方法
- 両手のひらを胸にあてるようにして、上下に交互に動かします。
「楽しい」と同じ手話
- 「嬉しい/うれしい」