本日、とある飲み会で、手話初心者の方と関わる機会がありました。
(といっても、私も初心者ですが・・・。)
その人の手話・指文字の手の動かし方に違和感があったので、矯正させて頂きました。
具体的に何がおかしかったのかといいますと・・・
その人は「左きき」だったのですが、左ききの場合、右ききの人と向かい合って手話すると、鏡合わせの状態になります。
もしくは自分で両手を使って表現すると、右手と左手が左右対称になります。
しかし、その人は左手が、右手と同じ方向になるように動かしていました。
なぜならば右手の場合、例えば指文字の「り」は、自分から見てカタカナの「リ」になるように描きますが、左手の場合でも律儀にそう表現していたのです。
左ききの人の手の動かし方の例
動画では指文字の「り」を例にして表現しています。
前述しましたが、右ききの人と向かい合って鏡合わせの状態、もしくは自分で両手を使って表現して左右対称の状態、が正しいです。
これから手話始めようとしている人は、気を付けてください。
ちなみに、映像(手話ニュース、YouTubeなど)を見ながら手話を勉強する場合は、鏡合わせで覚える事ができるので、左ききの人は練習しやすいみたいです。
さて「左」「右」の手話は、以下の通りです。
手話単語「左/ひだり」
「左」の解説
「左」は、手話技能検定6級の手話です。
腕を左方向に動かして表します。
「左」の動画
「左」の表現方法
- 左手を握り拳にして、左腕を地面と水平にします。
- 左腕を左に動かします。
手話単語「右/みぎ」
「右」の解説
「右」は、手話技能検定6級の手話です。
腕を右方向に動かして表します。
「右」の動画
「右」の表現方法
- 右手を握り拳にして、右腕を地面と水平にします。
- 右腕を右に動かします。