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「好き」は、他の手話と組み合わせると化けるゾ!

1.したいという手話

手話の中でも、他の手話と組み合わせることで、別の用途として使える手話があります。

例えば「好き」という手話がそうです。
これは、単体では好きな気持ちを伝える手話です。

手話単語「好き/すき」

「好き」の解説

「好き」は、手話技能検定6級の手話です。
感情が重要な要素ですので、表情にも気を付けましょう。

「好き」の動画

「好き」の表現方法

  1. 右手の、「親指、人さし指」を伸ばして、アゴにくっつけます。
  2. 右手を下に動かしつつ、「親指、人さし指」の指先をくっつけます。

「好き」と同じ手話

  • 「好み/このみ」
  • 「欲しい/ほしい」

「好き」に関連する手話

2.まずは3単語

この「好き」を、別の手話と組み合わせます。
そうすることで、「XXしたい」という意味として使うことができます。

例として、「言う」「行く」「読む」を挙げます。
まずは「言う」「行く」「読む」をそれぞれ単体で表します。

手話単語「言う/いう」①

「言う」の解説

「言う」は、手話技能検定6級の手話です。
口から発している様子を表します。

「言う」の動画

「言う」の表現方法

  1. 右手の「人さし指」を立てて、指先を上にし、口元にくっつけます。
  2. 右手の「人さし指」を、前に動かします。

手話単語「行く/いく」

「行く」の解説

「行く」は、手話技能検定6級の手話です。
移動している様子を表します。

「行く」の動画

「行く」の表現方法

  1. 右手の「人さし指」を立てて、下を指さします。
  2. 右手を、右側に弧を描きつつ、前に動かします。

「行く」に関連する手話

手話単語「読む/よむ」

「読む」の解説

「読む」は、手話技能検定6級の手話です。
本を開き、視線の動きを表します。
縦書きの時は指を縦に動かして、横書きの時は指を横に動かすと、更に良いです。

「読む」の動画

「読む」の表現方法

  1. 両手の「手のひら」を広げて、「小指」同士をくっつけます。
  2. 右手の「人さし指、中指」を立てて、左手の指先から手首をなぞるようにします。

3.「XXしたい」という意味で使うために

「XXしたい」という意味で使うために、「好き」の手話を後ろに付けます。
すると、

「言う」+「好き」の組み合わせで、「言いたい」

「行く」+「好き」の組み合わせで、「行きたい」

「読む」+「好き」の組み合わせで、「読みたい」

となります。

このように、組み合わせた他の手話をパワーアップさせることができます。
組み合わせはたくさんありますので、色々と試してみましょう。

手話単語「XXしたい」

「XXしたい」の解説

「XXしたい」は、手話技能検定4級の手話です。
単体では「好き」ですが、他の手話と合わせて「XXしたい」になります。
動画では、言いたい、行きたい、読みたい、の順に手話しています。

「XXしたい」の動画

「XXしたい」の表現方法

  1. 「XX」を手話します。
    1. 「XXしたい」のXX部分を手話します。
  2. 「したい」を手話します。
    1. 右手の、「親指、人さし指」を伸ばして、アゴにくっつけます。
    2. 右手を下に動かしつつ、「親指、人さし指」の指先をくっつけます。

「XXしたい」に関連する手話

To Be Continued

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