「~したい」という手話
手話の中でも、他の手話と組み合わせることで、別の用途として使える手話があります。
例えば「好き」という手話がそうです。
これは、単体では好きな気持ちを伝える手話です。
手話単語「好き/すき」
「好き」の解説
「好き」は、手話技能検定6級の手話です。
感情が重要な要素ですので、表情にも気を付けましょう。
「好き」の動画
「好き」の表現方法
- 右手の「親指、人さし指」を伸ばして、あごにくっつけます。
- 右手を下に動かしつつ、「親指、人さし指」の指先をくっつけます。
「好き」と同じ手話
- 「好み/このみ」
- 「欲しい/ほしい」
「好き」に関連する手話
- 2017/01/24 「嫌い」を使った「~したくない」という手話!
まずは3単語
この「好き」を、別の手話と組み合わせます。
そうすることで、「XXしたい」という意味として使うことができます。
例として、「言う」「行く」「読む」を挙げます。
まずは「言う」「行く」「読む」をそれぞれ単体で表します。
手話単語「言う/いう」①
「言う」の解説
「言う」は、手話技能検定6級の手話です。
口から発している様子を表します。
「言う」の動画
「言う」の表現方法
- 右手の「人さし指」を立てて、指先を上にし、口元にくっつけます。
- 右手の「人さし指」を、前に動かします。
手話単語「行く/いく」
「行く」の解説
「行く」は、手話技能検定6級の手話です。
移動している様子を表します。
「行く」の動画
「行く」の表現方法
- 右手の「人さし指」を立てて、下を指さします。
- 右手を、右側に弧を描きつつ、前に動かします。
「行く」に関連する手話
- 2017/02/01 「大丈夫」を使った「~できる」という手話!
手話単語「読む/よむ」
「読む」の解説
「読む」は、手話技能検定6級の手話です。
本を開き、視線の動きを表します。
縦書きの時は指を縦に動かして、横書きの時は指を横に動かすと、更に良いです。
「読む」の動画
「読む」の表現方法
- 両手のひらを広げて、「小指」同士をくっつけます。
- 右手の「人さし指、中指」を立てて、左手の指先から手首をなぞるようにします。
「~したい」という意味で使うために
「XXしたい」という意味で使うために、「好き」の手話を後ろに付けます。
すると、
「言う」+「好き」の組み合わせで、「言いたい」
「行く」+「好き」の組み合わせで、「行きたい」
「読む」+「好き」の組み合わせで、「読みたい」
となります。
このように、組み合わせた他の手話をパワーアップさせることができます。
組み合わせはたくさんありますので、色々と試してみましょう。
手話単語「XXしたい」
「XXしたい」の解説
「XXしたい」は、手話技能検定4級の手話です。
単体では「好き」ですが、他の手話と合わせて「XXしたい」になります。
動画では、言いたい、行きたい、読みたい、の順に手話しています。
「XXしたい」の動画
「XXしたい」の表現方法
- 「XX」を手話します。
- 「好き」を手話します。 https://youtu.be/cSuv7SLqdMc
「XXしたい」に関連する手話
- 2017/01/24 「嫌い」を使った「~したくない」という手話!