前回の記事「KitKat みんなでハロウィンブレイク!(3/3)」で「メール」に触れました。
今回はその補足です。
前回のメールでは、「携帯電話」と「郵便」の組み合わせでした。
手話単語「携帯電話/けいたいでんわ」
「携帯電話」の解説
「携帯電話」は、手話技能検定4級の手話です。
アンテナを立てて電話している様子を表します。
「携帯電話」の動画
「携帯電話」の表現方法
- 右手の「人さし指」を立てた状態で、手を顔にあてます。
手話単語「郵便/ゆうびん」
「郵便」の解説
「郵便」は、手話技能検定の対象外の手話です。
郵便のマーク「〒」を表しています。
「郵便」の動画
「郵便」の表現方法
- 左手の「人さし指、中指」を立てて、指先を右にします。
- 右手の「人さし指」をたてて、左手にあてます。
「郵便」と同じ手話
- 「手紙/てがみ」
この「携帯電話」+「郵便」は、もはや古代の手話です。
今やスマホが主流で、携帯電話もアンテナは内臓されています。
携帯電話のメールが流行った頃もありましたが、今のメールはほぼパソコンです。
スマホでの連絡手段はLINEが覇権をにぎっています。
なので「携帯電話」および「携帯電話」+「郵便」の手話は死語になります。
(現役のところもあるかもしれませんが、おそらく少数派です・・・。)
あと3文字の単語に、2つも単語を使うのはナンセンスなのも、廃れた理由でしょう。
では、現代で「メール」はどう手話するのか?
それは、指文字「め」を使います。
手話単語「メールする」
「メールする」の解説
「メールする」は、手話技能検定の対象外の手話です。
メールの頭文字「メ」を投げて表します。
「メールする」の動画
「メールする」の表現方法
- 右手を指文字「め」にして、前に投げるようにします。
手話単語「メールして」
「メールして」の解説
「メールして」は、手話技能検定の対象外の手話です。
メールの頭文字「メ」を投げて表します。
「メールして」の動画
「メールして」の表現方法
- 右手を指文字「め」にして、自分に投げらるようにします。
上記では、メール「送信」とメール「受信」を表しました。
が、文脈によっては動詞でなく、名詞を(「メール」そのもの)表したいときがあります。
その場合は、どっちでもいいです。
人によって「メール」の思い描く姿が違うからです。
ある人は人から貰う方であり、ある人は自分が投げる方です。
さて、ついでに「電話」もやっちゃいます。
(本当にまったくのついでですが・・・。)
手話を使わない人にも通じる数少ない手話のひとつでもあります。
手話単語「電話/でんわ」
「電話」の解説
「電話」は、手話技能検定4級の手話です。
受話器を持って、電話する様子を表しています。
「電話」の動画
「電話」の表現方法
- 右手の「親指、小指」を立てて、顔にあてます。