先週、動画にしようと思っていた手話です。
高熱でダウンしてしまったため、このタイミングになりました。
すでに過ぎているので、この手話を使うとしたら来年ですね・・・。
「お盆」です。
「この世」と「あの世」を行き来するための「馬」と「牛」を用意します。
「馬」で早く来てもらい、「牛」でゆっくり帰ってもらうという意味があります。
この「馬」と「牛」を、「精霊馬」と書いて「しょうりょううま」と呼びます。
胡瓜や茄子に、ただ楊枝・割り箸を刺すだけのものから、馬そっくりなものまであります。
お盆という事で、精霊馬を気合い入れて作ってみた。 pic.twitter.com/sEUTCD2fhA
— やまらまだん (@Ramadan9385) 2018年8月12日
より早く帰ってきてほしいという想いがこもった飛行艇まであります。
これはおじいさんへの想いが伝わってきます。
お盆の精霊馬、きゅうりとオクラでじいちゃんが好きだった二式大艇作った。
— d-mayumi (@dragon_mayumi) 2018年8月12日
日の丸はトマト。
じいちゃん、享年94才、若い頃この飛行艇の整備に関わってたらしい。
初盆だからな、馬より早く帰って来てほしい。 pic.twitter.com/NlBUef7pxk
ガンダムに出てきたドムも作られていました。
精霊馬にこれだけ手をかけるのもすごいです。
#精霊馬 作った。キュウリのザクも考えたけど、厳しそうなのでやめた。 pic.twitter.com/VKdnicVxYV
— パンダ番長 (@panda_bancho) 2018年8月12日
それぞれの家庭の個性が爆発していますが、先祖を偲ばないといけないのでほどほどにしておきましょう。
先祖が好きなネタなら許されるかもしれませんが・・・。
さて「お盆」「胡瓜」「茄子」の手話は、以下の通りです。
手話単語「お盆/おぼん」
「お盆」の解説
「お盆」は、手話技能検定2級の手話です。
木魚をたたいている様子を表します。
「お盆」の動画
「お盆」の表現方法
- 左手の「手のひらを」を右に向けて、指先を上にします。
- 右手の「人さし指」を、左手の右に構えます。
- 右手の「人さし指」で、木魚を2回たたくようにします。
「お盆」と同じ手話
- 「お寺/おてら」
- 「仏教/ぶっきょう」
手話単語「胡瓜/きゅうり」
「胡瓜」の解説
「胡瓜」は、手話技能検定2級の手話です。
細長い形をしている様子を表しています。
「胡瓜」の動画
「胡瓜」の表現方法
- 両手のひらを前に向けて、「親指、人さし指」で輪を作り、左右に動かします。
手話単語「茄子/なす」
「茄子」の解説
「茄子」は、手話技能検定の対象外の手話です。
茄子の実とヘタの形を表しています。
「茄子」の動画
「茄子」の表現方法
- 左手の「五指」をすぼめて、指先を上にします。
- 右手の「人さし指」を立てて、左手の上に乗せるようにします。