いつやるか?
今でしょ!
東進ハイスクール現代文講師「林修/はやしおさむ」先生の言葉です。
2013年に新語・流行語大賞を受賞しています。
実はこれ「ジョジョ」4巻(1988年6月10日)にも同じようなセリフがあります。
「ポコ」といういじめられっ子のセリフです。
いじめられる度にお姉ちゃんに説教されて、仕返しを明日になったらやる、と言ってます。
あんた・・・
また
やられっぱなし
だったのね・・・
あきれるわ
なぜ いつも
だまってて
やりかえさないのよ・・・?
あ・・・あした
やって
・・・やらあ!
あしたって
いつのあしたよ?
あ
あしたさ・・・
めっちゃくちゃ情けない描写です・・・。
あらゆる漫画のキャラクターの中でも屈指の情けなさではないでしょうか。
野比のび太でも、もう少し勇気があります。
ポコ・・・
あんたの一番
こわいことって
なあに?
・・・
パッシイァ!
あまりの情けなさに、お姉ちゃんのビンタが炸裂します。
一番こわいのは
この痛みなの?
痛いのってこわい?
あんた いつまでも・・・
大人になっても
ひとりじゃなんにも
できない方が
もっとこわいとは
思わないの?
ウッ
おっ・・・おれ・・・
おっ
そんな「ポコ」ですが、ゾンビに襲われたところを「ジョナサン」に助けられます。
(「ジョナサン・ジョースター」=「ジョジョ」、主人公。)
そしてほんの一時期、「ジョナサン」たちに同行します。
そして話は進み、黒騎士「タルカス」という化け物が現れます。
どのくらい化け物かというと「ジョナサン」と「ツェペリ」さんの2人がかりで倒せるかな?ってくらいの化け物。
(「ツェペリ」さん=「ウィル・A・ツェペリ」、ジョナサンの師匠。)
狡猾な「タルカス」によって「ツェペリ」さんが部屋に閉じ込められてしまいます。
「タルカス」と1対1になってしまい、大ピンチ!
このままでは殺されてしまう!ってところで「ポコ」に選択の時が訪れます。
子供が通れるくらいの穴から侵入してレバーを動かせば、扉が開き2体1にできるかも!
でもレバーは「タルカス」から近いので、行ったら「ポコ」が死んじゃうかも!
そこで勇気を振り絞り、果敢に部屋に侵入したときの決意のセリフが、これです。
ねーちゃん!
あしたっていまさッ!
ばりエグない・・・?
熱くて思わず泣いてしまうようなセリフです。
テーマが「人間賛歌」の「ジョジョ」の中でも屈指の名言です。
このあとどうなるかは、ぜひ原作の方を読んでほしいと思います!
以上、「ジョジョの奇妙な冒険」の啓蒙でした。(笑)
さて「今でしょ!」の手話は、以下です。
手話単語「今でしょ!」
「今でしょ!」の解説
「今でしょ!」は、手話技能検定の対象外の手話です。
林修さんの特徴である、「おちょぼ口」がポイントです。
「今でしょ!」の動画
「今でしょ!」の表現方法
- 「今」を手話します。 https://youtu.be/ZQ2UfD-D0Nc
- 両手のひらを上にひっくり返します。
手話単語「林/はやし」
「林」の解説
「林」は、手話技能検定5級の手話です。
木々が生い茂る様子を表しています。
「林」の動画
「林」の表現方法
- 両手のひらを向かい合わせて、交互に上下に動かします。